いつもお世話になっております。
エンプロの遠藤雷太です。
そして、いつもマイペースで活動を続けているエンプロでございます。
そんなマイペースなエンプロだからこそ、今こそあえて言いましょう。
「新年、明けましておめでとうございます!」
(2015年1月27日現在)
さて、2015年のエンプロの活動ですが、
ここ数年の我々の活動をご覧になった方は気になるかもしれません。
「今年は聞き耳カフェをやるのかい?」と。
2012年、2013年、2014年と3年連続で上演してきた企画ですので、
当然今年もやると思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなに甘いものじゃないんですよ!!
聞き耳カフェは「喫茶店で行う芝居」ではなく、
「喫茶店という状況で行う演劇」です。
つまり、登場人物はほぼ「喫茶店の客」、
物語はほぼ「客同士の会話」です。
この制約のなか、かれこれ12個も話を作ってるんです。
去年の聞き耳で、もうやれることは全部やったような気がしますし、
ここらが潮時、聞き耳のアイディアは面白かったけど、もう限界。
というか、もう空っぽなんですよ!!
そして、遠藤は両膝を突き、がっくりと頭を垂れるのでした。
しかしそのとき、「あきらめるのは早いんじゃないか?」と
背中ごしに声をかけられたのです。
振り向くと、逆光で顔は見えづらいけど、ふたりの脚本家(とも)の姿が…。
遠藤が目が少し潤んだのは、強い日差しのせいだけではなかったのです。
・・・・・・
というわけで(全部フィクションですが)、
今年は深浦佑太くんと山下カーリーさんにも脚本をお願いしました。
もったいぶって書きましたが、やります。はい。
エンプロが遠藤以外の脚本を上演するのは初めてのことです。
はたして今まで培ってきた聞き耳空間は維持できるのか。
それとも、この強力な客脚本家が聞き耳の世界観の向こう側に行ってしまうのか。
とても興味深い試みです。
詳細については、あらためて更新しますので、ご期待ください。
(すでにツイッターでもぼちぼち流れてますけど)
どうぞよろしくお願いします。
遠藤雷太